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第10回森育 ゆりかご幼稚園
第10回 森育
ゆりかご幼稚園 年中さん
2013年2月22日(金) 晴れ「けいちゃーーーん!」
「しんさーーーん!」
「ともくーーーん!」
大きな声で私たちの名前を呼びながら登場したのは
森育体験2回目の、ゆりかご幼稚園年中さん。
公園裏にある幼稚園から、歩いてきてくれました。


私たちの名前も、前回の体験のことも、子どもたちはよく覚えていてくれました。
今回の体験は前回「土づくり」の続きです。
まずは材料の葉っぱを公園内で集めながら歩きます。
葉っぱを拾いながら、色んなものを見つける子どもたち。

ドングリ、クリのイガ、石ころ、破れた葉っぱ・・・見つけては、スタッフに見せてくれます。
「あげる!」
と言ってもらえることもたびたび。
子どもの気持ちがのせられた落ち葉は、
その瞬間から一枚一枚が特別な落ち葉に変わります。
素敵なものを見つけながらの落ち葉集めは

あっという間に終わります。落ち葉がたっぷり入った袋を持ちながら森に入ります。
前回葉っぱをつめた“魔法の箱”。
どうなったかな~と様子を見てみますが・・・
変化なし。
土ができるまでには時間がかかるのです。

今回も材料の葉っぱを投入。水をかけて踏みしめます。子どもたちに手順を尋ねてみるとしっかり覚えています。
自分で必要なものを準備する姿が見られました。
土づくりが一段落ついたところで、
カエルの卵のある池へ向かいます。

「寝ているからビックリさせないように・・・」静かにゆっくり池をのぞきます。
すると・・・
「オタマジャクシになってる!!」
産まれたてのオタマジャクシを見ることができました。

次回、4月以降に子どもたちが来てくれたときには、元気に泳ぎ回るオタマジャクシと遊べると思います。
その後は少しですが、自由に過ごす時間を持ちました。

最後は最近咲き始めたウメの花をみながら帰りました。「サクラだ!」
と子どもたち。
「ウメね」
と伝えはしましたが・・・
私はウメでもサクラでもどちらでも良いと思っています。
ツボミが開いたことで春の訪れに気が付けるのであれば、それで充分です。
テレビでも新聞でもなく目の前にある自然や生き物から、移りゆく季節に敏感に気が付ける・・・
そんなヒトに育ってほしいものです。
kei

