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第9回森育 ゆりかご幼稚園

第9回 森育
ゆりかご幼稚園 年長さん
 
2013年2月20日(水) 晴れ
 
卒園の近い年長さん。
思い出に残るような経験ができたら・・・
と考えました。
 
公園の竹でご飯を炊き、マシュマロも焼きました!
 
 
森に入り、ご飯の準備から。
まずは説明を聞き、
みんなで協力して進めていきます。
 
最初にお米の係の人が竹筒にお米を入れていきます。
自分たちで育てた「ありんこ米」を
一粒残らず竹筒に入れていきます。
 
 
その次はお水の係。
お母さん指を使って、水の分量を量りながら
水を入れていきます。
次回からお家でもできるでしょうか・・・?
 
 
最後の出番は、火の係。
空気が入るように、薪を順番に重ねていきます。
 
みんなの竹筒が用意できたら、いよいよ火をつけます。
 
火がつくと、みんな煙に包まれます。
 
「変な匂いがする!」「目が痛い!」
 
でも「煙は美人のところにいく」というスタッフの話を聞き、
ちょっと嬉しそうな顔をする女の子も。
 
 
ご飯が炊けるまでは、遊んで過ごしました。
どろんこ道を歩いたり、
崖を登ったり、
四葉のクローバーを探したり、
池でカエルの卵やオタマジャクシに出会ったり。
 
賑やかな声が響いていました。
 
 
そんなこんなで時間は過ぎ、
暖炉に戻ると無事ご飯が炊けていました!
 
「竹の味がする~!」
「いつものご飯より美味しい!」
 嬉しい感想がもらえました。
 
もちろん 「おかわり!」 という人も。
 
そしてデザートは、焼きマシュマロ!
森の中から使えそうな枝を自分で探してきて、
その先っぽにマシュマロを挿します。
 
 火でマシュマロを炙り・・・
「ふわふわ~!」「とろとろ~!」「美味しい!」
 
「苦い・・・」
 
「ん!?」 
 
振り返ると、真っ黒に焼けたマシュマロを持つ女の子。
 
そうそう。焼きマシュマロはなかなか難しいのです。
何事も経験ですね!
 
冬は寒くて家で過ごしがちですが、外で過ごすのも楽しいものです。
冬の暖かさ、冬の匂い、冬の色、冬の味・・・
冬だからこそできること、楽しめることを少しでも知っていってほしいです。

また、遊びにしても生活にしても、何もないところであっても、創りだせばできるということも、知っていってほしいです。
 
 
4月からは小学校にあがる年長さん。
小学校の新しいお友達に、この日経験したことを話してあげてくださいね。
 
そして大人になり、ふとしたときに  「そういえば昔、あんなことしたな~。」  と思い出したりしてもらえたら、幸せです。
kei
 
ごはん  おかわり中
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