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第404回森育 みたらいさま

第404回森育
2016年12月23日(金)
みたらいさま と お友だちのみなさま
強い風に落ち葉が舞い上がる中始まった今日の森育。
森に到着すると遊びの時間が始まります♪

寒くても子どもたちは元気に駆け出しました。
崖のてっぺんまで登るころには、
ポカポカ体があったまってきます。
崖の上では…
「トゲトゲがあった!」
「どんぐり!」と木の実を発見。

木登りに挑戦しているひともいました。
「はじめて!」と言いながらも
高いところに登っているひともいれば、
なかなか登り方がわからず苦戦しているひとも。
「どうやってのぼるん?」
「やって」と手伝ってほしそうな様子。
でも、しばらく手をかさずにいると、
試行錯誤の末、自分でコツを掴み、
ひとりで登ることができました!
「のぼれたし!」と見せてくれたのは最高の笑顔♪
大人が手を貸すことは簡単ですが、
きっと自分の力で達成したからこその、あの笑顔だったと思います。

ノコギリに挑戦しているひともいました。
回数を重ねるごとに、
経験を重ね上手になっていきます。
しばらくすると挑戦し始めたのは、
大きな丸太!
一生懸命頑張っても、
なかなかすぐにはきれません。
もうしんどい…とあきらめかけましたが、
最後はお母さんと交代しながら頑張って、
「できたー!!」
ひとりでは難しいことでも、
力をあわせればできることもあります。
大人が手伝う、というのではなく、
大人と子ども、一人の人間同士として、
力を合わせて物事に取り組むのもいいものです♪

「わたしあそぶのもすきやけど、こうやっておてつだいするのもすきなんよ」
そういって、背負子で一緒に薪を運んでくれたひとたちがいました。
手で持つと重いけれど、背負うと以外と持てる!
それでも重いので、あっちにふらふら、こっちにふらふら。
二人で交代しながら運んでくれました。
お父さんが割った薪を薪小屋まで!
そして、薪小屋にあるよく乾いた薪を焚火の近くへ!
するとこんな発見が!
見た目は同じ量くらいなのに、
乾いている薪は…
「かるい!!」
木の水分が抜けて軽くなっているようなのです。
なので帰り道はスイスイ運べたのでした。

今日は風が強く、じっとしていると寒かったですが、
薪を運んでくれたひとたちは、
「あつくなってきた!」
やはり体を動かすとポカポカあったかくなってくるものです。
寒いから、と冬のお外遊びになかなか足が進まない方もいるかもしれませんが、
冬の森もよいものです♪

shiro

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