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第335回森育 ハルモニア広場 の みなさま

第335回森育
ハルモニア広場 の みなさま
2016年7月1日(金)
 
暑い日差しが降り注ぐ中始まった今日の森育。
今日来てくださったのは、ハルモニア広場のみなさまです。
ハルモニア広場は今治市立花にある、0~3歳までのお子さま連れの方の子育てひろばです。
 
森に向かっていると、道を歩いているダンゴムシを発見!
ダンゴムシを追いかけるひともいれば、
手のひらにのせて「びっくりするとまるまるんよ」と観察しているひともいました。
くるんと丸まるダンゴムシは子どもたちに大人気です。
 
森に入ると、以前森育に来たことのあるお母さんは池を見てビックリ!
「うわぁ、こんなんでしたっけ?」
先日降った雨で、小川の土が流され池に溜まっていたのです。
「これは自然になったんですか?」という声が出るほどの変わり様。
たった1日で地形をかえる自然の力。
機械を使うようになったヒトたちは、とても強い力を持ったように思ってしまいがちですが、
やはり自然の力とはものすごいものです。
 
今日は3歳までのお子さんがほとんどだったので、
ゆっくりとそれぞれのペースで遊びの時間が始まりました♪
色水遊びのところでは、葉っぱをお水に浮かべて遊んでいるひとも。
色水遊びができる場所だからと言って色水を作らなきゃいけないわけではありません。
子どもたちは遊びを通して、自分たちだけの遊びを作りだしていきます。
 
お昼ご飯の時間になると、木陰にシートをひろげて「いただきます!」
トウモロコシやピーマンなど夏らしい食材も網の上に並びました♪
 
お昼ご飯の後、「あるもの」を作ったひとがいました。
火起こし器の形を見て思いついた「あるもの」です。
まずは材料を探しにいきます。
竹。伐った竹を「わっしょいしょい!わっしょいしょい!」と力を合わせて運びました。
そしてノコギリでいい長さに調節します。
最初は「おとながつかうやつやけんできなさそう。やって!」と言っていましたが、
出来ないかどうかはやってみないとわかりません♪
いざ、挑戦!初めの方は上手く引けず苦戦していましたが、
コツを掴んできたようで、最後は自分の力で半分に切りました!
「やった!」と竹を持ち上げる表情は満面の笑みです。
こうして、ノコギリやナタを使って長さや太さを調節し、
丈夫な紐を張ったら、完成!
出来たのは…、そう!
 
弓です!火起こし器の向きを変えて見ると確かに弓に似ています。
細い竹で作った矢を飛ばしてみると…、
ポーンと勢いよく飛び出しました。
「できたー!ロビン・フッド!」
今放送されている、某特撮シリーズにロビン・フッドが出てくるのですね。
 
最近は欲しいおもちゃがあれば、購入するというのが当たり前になってきてはいますが、
こうして、そこにあるもので作れないか挑戦してみると言うのも、
「考える力」を養う上でとても大切なことのような気がします。
 
shiro
 

 

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