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第261回森育 清水保育所親子遠足
2015年12月2日(水)
第261回森育☆清水保育所親子遠足
「もりいくずっとたのしみにしとった!」
今日の親子遠足を心待ちにしてくれていたようです♪
森に着くと崖を目指して勢いよく駆け出します。
スイスイ登っていく姿を見てお母さんたちも
「すごい!あんなに速く登れるんや!」と驚きます。
「おかあさん!はやくはやく」
崖の頂上についてからも子どもたちの勢いは止まらずどんどん走っていきます。
「これで5かいめ!」繰り返し登り続けて沢山汗をかいていました。
「これかわいい」クローバーを集めているひと。
束ねたクローバーであっという間にキュッと花束を作って「おかあさんにあげる!」
「こんなことできるんやね!ありがとう」と
親子で嬉しそうな笑顔でした。
お母さんと二人でノコギリで木を切っていたひとは
切り終わったら「こんどはひとりでやってみたい!」と言って
ギコギコギコ・・・「ひとりやったらむずかしい」「なかなかきれん」と
諦めようとしましたがお母さんが隣で応援します。
「そのペースで焦らずに切りよったらできる!」「あとすこしや、がんばれ」
真剣な表情でギコギコギコ・・・「きれたー!」「やったー!できたね!」
喜びを分かち合います。
「おとうさんがんばってー!」
薪割りをしているお父さんは「けっこう難しいですね」と言いながら
続けているうちに・・・パコーン!いい音が響きました。「割れるとスッキリしますね!」
「おとうさんすごい!」
木登りの木には沢山のひとが集まっていました。
「どうやってのぼったらいいかわからん」と木登りに苦戦している子どもたち。
「こうやって登るんよ」とどんどん高いところまで登っていく逞しいお母さん!
「すっごーい!!!!」子どもたちの目がキラキラと輝いていました。
はりきって火起こしに挑戦するひとも!
コツを掴めばどんどん楽しくなる火起こし体験。
「けむりがでてきた!」「こっからがほんばんよ!」「諦めるな」
親子で声を掛け合いながら頑張ります。
「これは火がつくまでやめられませんね」
やればやるほど楽しくなってくるのです。
お昼ごはんを食べ終わった後はみんなでマシュマロを焼きます♪
「フワフワしておいしい~」
「マシュマロ苦手なんですけど、焼くとこんなに美味しくなるんですね!」
焼いたマシュマロを頬張るお母さんを見て子どもたちも嬉しそうでした。
そしてそれぞれが拾った宝ものをみせてくれました☆
クスサンの繭、ススキ、どんぐり、きのこ、赤い葉っぱ、木の枝・・・
それらは「地面にただ落ちているもの」ではないのです。
子どもたちから見るとどれもおもしろくて、興味をひく不思議な宝ものたちです。
ただなんとなく通り過ぎてしまいがちですが
立ち止まってみると森の中は宝ものでいっぱいです!
大人になるにつれて忘れがちな新鮮な心を
子どもたちは思い出させてくれます。
そんな子どもたちが大人になっても、こうして森であそんだことを思い出してくれますように。
「うちの子こんなこと出来るんですね」
「諦めが早い子だと思ってたんですけど」とお母さんたち。
家にいる時とはまた違った我が子の姿、新たな成長を見られたのではないかと思います。
Mai