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第14回森育 晴心幼稚園
第14回 森育
晴心幼稚園 年長さん
2013年4月23日(火) 晴れ
前回の体験は11月。秋の森でした。
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景色も生物もすっかり変わっています。
何に出会えるか・・・いざ出発!
春を迎えた森は賑わっています。
カメ、カエル、オタマジャクシ、貝、小鳥、
ダンゴムシ、テントウムシ、バッタ・・・
たくさんの生物と出会っていました。
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実際に触り、命を感じていました。
なかには、ケムシを触る人も・・・!
ケムシは嫌われがちな生物ですが、
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さて、今回は味覚でも春を楽しむため、
野草と山菜を採りに出かけました!
まずはヨモギ!
ヨモギの葉っぱの匂いを嗅いだ瞬間は「くさい」と不評でしたが、やがて
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「あっ!草だんご!」 「なるほど~!」
と思い出す人も出てきました。
次は雑草でおなじみのスギナ。
実は薬草の一つです。
天ぷらやお茶にしても美味しいのです。
それからもう一つ。
イタドリ!
採りたてイタドリを初体験!
どんな感想が出るか不安でしたが・・・
「すっぱい!けどおいしい!」
意外にもお口に合ったようです。
「お父さん、すっぱいの好きなんよ。
お母さんも。」
と言いながら、採っている人もいました。
心があたたまる採集の時間を終え、
袋いっぱいにして帰っていきました。
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ハウス栽培によって、季節関係なくいろんな食べ物を得られるような現代です。
便利ではありますが、正しい旬を知る機会が減ってしまっています。
例えば、冬だと勘違いされやすいイチゴの旬は、春~初夏頃です。
正しく旬を知っていれば、
「 あれ? この時期には〇〇が採れるはずなんだけど・・・まだかな・・・? 」
などと、疑問を持つことができます。
この疑問を持てることが、環境問題を考える一歩になっていきます。
だからこそ、いろいろな方法を使い、四季をしっかりと伝えたいと思うのです。
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