こうえんにっき

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森と海

今治西部丘陵公園の芝生広場では、魚がゆったりと泳いでいます・・・
芝生広場に池でもあるの?  などとお思いの皆さん!まずはこちらを見てください。

なにコレ~!
実はこの魚、「森の魚」といって、愛媛県の彫刻家、藤部吉人さんの作品です。
今治ライオンズクラブさんからご寄贈いただきました。

大きい魚、小さい魚、白い魚に黒い魚、いろんな魚がいますが全て石で作っていて、近くで見るとすごい迫力!
青い空と緑の森をバックに、気持ちよさそうに泳いでますね~

そして、「森の魚」の石碑の裏側にはこんな言葉が刻まれています。

「森は海の恋人」

最近は教科書にも載っているそうで、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、森と海が深く関わりあっているという主旨の言葉です。
森と海は川でつながっていて、森が荒れてしまえば海の環境にまで影響が出てきます。
そして、海の水は雨雲となり森に雨を降らせます。そしてまた海へと・・・
自然というのはそれぞれがぐるぐるとまわって深く関わりあい、微妙なバランスの上に成り立っているんですね。

今治自然塾の環境教育プログラムでは、まず森のお話をします。
普段当たり前と思っていることが、いかに大事なことであるか。気付いてもらいたいのです。
地球上のすべてのものはぐるぐると循環していて、関わりあっています。
人間だけが例外、特別ではありません。
森、海などの自然、そして人間もうまく関わりあって、この素晴らしい地球という星を残していきたいですね。

kan

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