こうえんにっき
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みなさまへ keiよりご挨拶
私keiは、今日で退職いたします。
お会いできたお客様にはお伝えしていましたが、突然のお知らせで驚かせてしまった方、ごめんなさい。
今治に来て4年と4ヶ月。今治自然塾のスタッフとして働かせていただきました。
2011年、開園・開塾当初、公園に人が集まらず寂しい日々を送っていました。
人が集まる公園になったらいいなぁ…そんなことを考え、2012年夏から森育を始めました。
フィールドづくり、プログラムづくり…子どもたちに必要なことはなにか、どうしたら楽しんでもらえるか。
ゼロから考え、創り出す日々でした。
私は、環境教育活動として森育に取り組みました。
未来を生きるヒトに必要であろうと考えた
「自然への感謝・思いやりの心」を育むことを目的に、プログラムを組みました。
命を支えてくれている自然や虫に対し「ありがとう」の心が持てたとしたら・・・
言葉を発さない虫や樹の気持ちを考えることができる心が持てたとしたら・・・
自然の見方、価値観、接し方が今とは変わると思うのです。
森での楽しい遊びは、それだけでも子どもたくさんの学びを与えてくれます。
それに加えて「自然への感謝・思いやりの心」を育もうと思えば、スタッフからの働きかけが必要です。
意図のあるプログラムと、1人1人への言葉がけがあってこそ、子どもたちは大切な気づきへと発展していくと思っています。
大人が自然や虫とどう接しているのか、子どもたちはよくよく視ています。
だからこそ、私たちスタッフは、ヘビ・ケムシを含め、全ての生き物を愛でます。
生き物の気持ちを考え、人間本位にならぬよう気を付けます。
恵みをいただくときは、森へ「ありがとう」を伝えます。森の生き物と分け合うため、採りすぎることもしません。
そして、1人1人の子どもたちに丁寧に寄り添ってお話をします。
地道で小さなことだけれども、大切に大切に取り組んできた3年間でした。
森育を通してたくさんの方に出会うことができました。
「子どもたちのために」と熱い想いを持つ先生方、素敵な子育てをするお父さん・お母さん、
森育に賛同して力を貸してくださる市民のみなさん、全国で幼児の自然体験をする同志たち…
そして、4月から異動してしまいましたが、立ち上げから共に歩んできたshinさん、
崖登り場などのたくさんの遊び場を造ってくださった、ふーやん、
崖登り場などのたくさんの遊び場を造ってくださった、ふーやん、
みなさんに支えられた日々でした。心から感謝しています。
今後の森育は、shiroちゃん・maiちゃんが引き継いでいきます。
大切な軸はぶれず、新しい活動が生まれていくことを願っています。
みなさん、ありがとうございました!
kei
追伸:私、寿退職なのですが、10月17日(土)にしまなみアースランドで結婚式を行います。
「今治西部丘陵公園を育む会」のみなさんが中心になって企画してくださっています。
どなたでも参加していただけますので、ぜひぜひ遊びにきてくださいね♪
詳細はまた後日。
10月にまたお会いしましょう!