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第371回森育 親子自然観察教室のみなさま

第371回森育
親子自然観察教室のみなさま
2016年10月15日(土)

親子自然観察教室に参加のみなさまが
森育を体験してくださいました!

「このき(木)はんぶんにする!」と
大きな竹を持ってきたひとがいました。
ナタとトンカチを使って半分に割っていきます。

「つぎはここきる!」と半分に割った竹を
今度は横向きに切るようです。
引き続きナタを使って切ろうとしますが、さっきのようにうまくいきません。
しばらく叩いていましたが、
どうやら使う道具を変えてみたらいいかもと思いついた様子。
「こっちやったんか!」と使い始めたのはノコギリです!

ノコギリをギコギコ動かして、ついに思い通りの形にすることができました。
木の表面をよく観察すると、線のような模様が見えてきます。
その線に対してどのように切りたいかで
使う道具を変えると上手くいくことを発見しました。

その切った竹をどうするのかと思えば、何やら川の方へ運んで行っています。
しばらくして、「ながれるとこできたけんみにきてや!」と言われ見に行ってみると…
まるでそうめん流しのように水が流れる水路ができていました!

竹は他にもいろんな道具に変身しています。
火起こしで起こした火を大きくするときに、
「いいことおもいついた!ちょっとまっとって!」と
ノコギリのところに駆けだしたひとがいました。
戻ってくると「これつかっていいよ!」

火に空気を送るのにぴったりの竹筒が完成していました。
「むかしのひとはこうやってやりよったんやろ?
みたことあったけんつくってみた!」
切った竹をスコップにしているひともいました。
「これめっちゃべんり!」

今はモノに溢れている世の中で、
欲しいと思ったモノは大体お店に行けば手に入りますが、
モノが少ない森の中ではそうはいきません。
でも、実は作るための材料は森の中にたくさん隠れているのです。
今日はそんなことに気づいた子どもたちの創造力が輝きはじめた森の中でした♪

shiro




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