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第145回森育 若葉幼稚園

第145回 森育
若葉幼稚園 
2015年1月20日(火)

春・夏・秋・冬と年4回体験の年長さん。
今日は寒い寒い冬の森育です。

もしかしたらカエルの産卵に出会えるかも…!?
そんなお話をして、森へ出発します。

森の中の池をのぞきこんでみると・・・
「かえるのたまごあったー!」
「こっちにもあるー!」
この数日の間に、産卵が始まりました。

「かえる!」
お腹の大きなお母さんカエルが泳いでいます。

池からそっと手ですくってみます。
「ふわふわ~」 「きもちわるい!」


最後の森育、元気に遊びます。

木登り、崖登り、色水遊びに泥遊び!
ノコギリで大きな丸太切りにも挑戦です!
竹の楽器を叩いて遊んだりもしました。

女の子は原っぱで何かを摘んでいます。
お花…ではなく、春の森育で摘んだヨモギ!

しっかり覚えていたようです。
「おかあさんに、おだんごつくってもらう!」

今日は森でお昼ごはんと焼きマシュマロ♪
森から長い棒を自分で探し、焼きます。

「あっちがわでやけばいい!」
煙の様子から風向きを学ぶ人も!

お腹いっぱいになったところで、
“森のおそうじプログラム”。

いつも森を掃除している妖精ニングルの
お手伝いをみんなですることに。

昔、人家があったため、屋根や壁、
窓のゴミ等が落ちています。
丁寧にゴミを拾い集めました。

綺麗になった森で、最後の最後の一遊び。

思い残すことのないよう、走り回っていると、
ガサガサッと草むらから足音が…
もしやニングル!?と辺りを捜索してみます。

「なんかある!!」
草むらから、葉っぱの小包を発見!
ニングルから森の掃除をしたみんなへの、
素敵なプレゼントでした。

「そうじ!そうじ!」 「ごみ!」
興奮しつつも事情を把握したようです。

すると「にんぐるさん、ありがとう!」
みんなが大きな声でお礼を言いだしました。

自然と生まれた心のこもった言葉でした。

そのあとの時間も、自主的にゴミを拾う
みんなの姿がありました。
どこか清々しさと温かさを感じる姿でした。

ゴミを拾うときの気持ちが、
「お手伝い」から「ありがとう」へ
変化したからなのかもしれません。

 kei
 
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