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12月 探検隊「イノシシ猟師 入門」開催終了!

12月9日 こども達18名が集まり、「イノシシ猟師さんに入門」しようと大三島へ行ってきました(^^♪

今回お世話になった猟師さんは「しまなみ イノシシ活用隊」のワタナベさん。

猟師さんと歩きながら、食べられてしまったミカンの痕跡、イノシシたちの足跡に獣道、イノシシが泥で体を洗ったりした場所などを 教えて頂きながら、みかん山を探検しました。

みんなが期待していたイノシシには会えなかったけど・・・【だって、みんなが元気すぎだもんね。野生動物は・・・なかなか出てこれません😢】、「ここもイノシシが通った獣道じゃない?」「この足跡は誰のだろう」と少しずつ 痕跡を見つけられるようになって、小さな猟師さんになった気分。

お昼ごはんを公園で食べた後は・・・

今度はイノシシの罠や みんなが楽しみしているちょっぴり解体&試食会。

体重20㌔くらいのイノシシの毛皮を見せてもらい、みんなと同じくらいの体重なものですから

毛皮をかぶってみたら イノシシそのもの。

若いイノシシの大きさだという事ですが、実際の大きさをばっちり把握出来ました(^^♪

猟についても 銃と罠の両方があること、罠に関してはどういう仕組みなのか、どいう場所に設置するのかなども教えて頂き、みんなもデモでイノシシ体験。「罠は 痛いのかなと思ってた」などの意見も出ましたが・・じっとしていれば大丈夫みたい。罠にかかるなんて きっと一緒に一度の体験です。

最後は、イノシシの肉の解体を見せて頂き、イノシシ肉を食べるです。食べるのが初めての子どもたちも半分くらいいましたが、「とってもおいしい」と大好評。「何枚食べた?」って確認しながら、みんなでぜーんぶおいしく頂きました。

今治をはじめ 愛媛県内にたくさんいる野生動物の一種イノシシ。身近なだけに 痕跡を目にする機会は多い物の、じっくりイノシシの痕跡を見たり、被害状況の事、イノシシの生態を学ぶのは初めてだったと思います。

「島でミカンを育てているんだけれど、イノシシに食べられてしまったりと大変。そこで、どうやったらイノシシと人間が上手に暮らしていくことが出来るのかと考え、イノシシ活用隊を立ち上げたそうだ。ただ、イノシシを害獣として駆除するのではなく、獲った命を 最後まで丁寧に頂く、そして イノシシを獲って解体し販売するという流れを通して地域の魅力につなげていきたい」との猟師さんたちの想いを こどもたちもきっと感じ取ってくれた事だと思います。

同じ地球に生きる生き物として、人と野生動物が うまく暮らしていけるような世界を目指して・・・

ひとりひとりが出来る事をしていけたらいいなと思った1日でした。

伯方島から参加したお友達は「俺も猟師になるぞって」他のみんなも「イノシシ肉買って食べるぞって」そんな振り返りをしながらバスはアースランドに戻ってきました。

こんどは みんなでイノシシ猟に行かないとな…。

ワタナベさん ありがとうございました(^^♪

 

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