moricco
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第287回森育 みたらい様
第287回森育
2015年2月21日(日)
みたらいさま と お友だちのみなさま
「きょうはかいがらがたくさんおちてるんだね」
森に到着するとそんなことを言ったひとがいました。
地面には確かに貝殻のようなものが…。
一緒に拾い上げてみると、それは花びらでした。
風に吹かれて梅の花びらが舞い散る森の中。
思わず梅の木を見上げているお父さんやお母さんもいました。
雨上がりの今日の森にはオタマジャクシの卵がたくさん!
中には水たまりのなかにあるものも。
干上がって乾いてしまったらきっと苦しいはず…ということで、
卵お助け隊、出動です♪
第一陣は池から少し離れた水たまりでしたが、
最後まで自分たちの手でこぼさないようにバケツに入った卵を運びました。
第二陣は池に近いところではありましたが、周りがぬかるんでいるところ。
泥に足を取られながら、必死に運び出します。
「オタマジャクシはみずのなかがすきなんやろ?」
「みずがなくなったらかわいそう」
そういってバケツに入った卵たちを池の浅いところへ何往復も運びます。
「でももしおかあさんカエルがここにきたらなくなっとるってびっくりするかもよ」
カエルのお母さんにお引越しさせてもらいましたって伝えたいね、と言うと
「にんげんのことばやったらわからんのやない?」「じゃあかえるのことばで!」
『ゲロゲロ!』
「いまのでほんとにわかったかな?」
なんてやりとりもありつつ、卵のお引っ越しが終わりました。
池の中を覗いてみると、ひと足先に卵から出てきたものが
池の底にじっとはりついています。
「おままじゃくし!」
オタマジャクシって言いにくいですよね。
まだまだ上手く泳げなくてじっとしているオタマジャクシたち。
「ちいさいのとおおきいのがおるよ!」
きっとお誕生日が違うんじゃない?となんて言いつつ大きさくらべもしてみました。
池から離れるとき、バケツに入れて観察していた卵を見て、
「かえしてあげよ。どこがいいかな?」
「バイバイ、またね」と、池のお家に帰してお別れをしているひとも。
今この瞬間も森の中で生き、成長している生き物たち。
今日触れ合った卵の中の命と、
再び再開することがあるかもしれません。
次に会う時はもしかしたらカエルの姿で元気にジャンプしているかもしれませんね。
shiro
「きょうはかいがらがたくさんおちてるんだね」
森に到着するとそんなことを言ったひとがいました。
地面には確かに貝殻のようなものが…。
一緒に拾い上げてみると、それは花びらでした。
風に吹かれて梅の花びらが舞い散る森の中。
思わず梅の木を見上げているお父さんやお母さんもいました。
雨上がりの今日の森にはオタマジャクシの卵がたくさん!
中には水たまりのなかにあるものも。
干上がって乾いてしまったらきっと苦しいはず…ということで、
卵お助け隊、出動です♪
第一陣は池から少し離れた水たまりでしたが、
最後まで自分たちの手でこぼさないようにバケツに入った卵を運びました。
第二陣は池に近いところではありましたが、周りがぬかるんでいるところ。
泥に足を取られながら、必死に運び出します。
「オタマジャクシはみずのなかがすきなんやろ?」
「みずがなくなったらかわいそう」
そういってバケツに入った卵たちを池の浅いところへ何往復も運びます。
「でももしおかあさんカエルがここにきたらなくなっとるってびっくりするかもよ」
カエルのお母さんにお引越しさせてもらいましたって伝えたいね、と言うと
「にんげんのことばやったらわからんのやない?」「じゃあかえるのことばで!」
『ゲロゲロ!』
「いまのでほんとにわかったかな?」
なんてやりとりもありつつ、卵のお引っ越しが終わりました。
池の中を覗いてみると、ひと足先に卵から出てきたものが
池の底にじっとはりついています。
「おままじゃくし!」
オタマジャクシって言いにくいですよね。
まだまだ上手く泳げなくてじっとしているオタマジャクシたち。
「ちいさいのとおおきいのがおるよ!」
きっとお誕生日が違うんじゃない?となんて言いつつ大きさくらべもしてみました。
池から離れるとき、バケツに入れて観察していた卵を見て、
「かえしてあげよ。どこがいいかな?」
「バイバイ、またね」と、池のお家に帰してお別れをしているひとも。
今この瞬間も森の中で生き、成長している生き物たち。
今日触れ合った卵の中の命と、
再び再開することがあるかもしれません。
次に会う時はもしかしたらカエルの姿で元気にジャンプしているかもしれませんね。
shiro