プログラム

今治自然塾

平成23年4月17日にオープンした今治自然塾は、平成23年3月31日にオープンしたしまなみアースランド内にあります。
今治自然塾は、深刻化する環境問題への理解を深めると同時に自分の暮らしを見つめ直し、環境問題に取り組むことを目指して、環境教育プログラムを行っています。
環境問題に取り組むにあたり、「~しない」という強制的な取り組みには限界があります。今治自然塾では、“自分で気が付くこと”を大切に考えています。
環境教育プログラムは、しまなみアースランド内で行っています。
公園内には色や形が様々に工夫された大島石などによって造られた屋外環境教育施設があり、その施設にて環境教育プログラムを行います。監修元である富良野自然塾(※)にて研修を受けたインストラクターがみなさんをご案内します。一つ一つの大島石に意味があり、インストラクターの解説が加わることにより、その意味を理解していただけます。

(※)富良野自然塾
ドラマ「北の国から」・「優しい時間」・「風のガーデン」などの脚本で有名な作家・倉本聰氏を塾長とする、NPO法人富良野自然塾は、2006年春から閉鎖されたゴルフ場跡地(6ホール、34ha)に植樹をして元々あった森に還していく「自然返還事業」と、そのフィールドを使って環境教育プログラムを実施する「環境教育事業」を2本の柱に活動しています。

岡田武史からのメッセージ

学生時代にローマクラブの「成長の限界」という本を読んだのがきっかけでした。こんな大きい地球に限界が本当に来るのかと本を読み資料を漁り、本当かもしれないとわかった時にNPOに入ったり、地球環境サミットに参加したりし始めました。
なかなか抑えられない人間の欲望、広まらない環境意識に落胆していた時、この「自然塾」に出会いました。
これは北海道富良野で倉本聰先生の発案で行われている環境教育プログラムです。初めて体験してすぐその素晴らしさに感動しました。今までのどんな環境教育より影響力があると感じました。
苦労しながらもインストラクターの資格を取り、そしてここ今治にも私が提案して実現しました。
全ての生物が命をつなぐために生きています。人間だけが命をつなぐより自分のためだけに生きているのかもしれません。
我々は勝手に人工と自然を分けます。でも宇宙人が見たら南米の大きな蟻塚も人間の作ったビルも同じ地球の自然です。
我々は地球の一部です。
ぜひその感覚を感じてもらいたいと思います。

環境教育プログラム

地球を知り 環境問題を学び 
未来を考える

概要

“環境問題”を抱えた“地球”に暮らす私たち
“地球”とは どんな星でしょうか?“環境問題”とはどんな問題でしょうか?
今治自然塾では地球を知るところから始め、直面している環境問題を身体と心で感じます。
そしてどんな未来が待っているのかどんな未来を創りたいのか共に考えましょう。
必要なものは好奇心と想像力だけです。
環境問題と向き合う“きっかけづくり”の今治自然塾 環境教育プログラム。
緑の教室・裸足の道・石の地球・地球の道をインストラクターがご案内します。

環境教育プログラムコース
  • ①緑の教室
    今治自然塾の活動の根っこ(原点)をお話しします。
    私たち動物は、植物がなければ生きてはいけません。草や木の“葉っぱ”が私たちの命に大きく関わっていることをお話しします。
    人間が生きるために本当に大切なものは何か、原点に立ち返って考えます。
  • ②裸足の道
    人間には五感がありますが、現代の便利な生活の中で私たちは“視覚”に大きく頼って生活しています。その視覚を目隠しによって閉ざし、砂、草、軽石、などの様々な素材で造られた道を裸足で歩きます。視覚以外の感覚を呼び覚まし、自然を身体で感じます。
    どんな音が聞こえるでしょうか?どんな匂いがするでしょうか?足の裏の感触は?
    環境問題を考えるとき、まずは自分自身が地球の変化に気が付くことが大切です。五感を使うことを思い出してみましょう。
  • ③石の地球
    地球の内側(構造)と、外側(海・陸地のある表面)について、地球の模型を使ってお話しします。当たり前のように使っている水や森(木材や紙等)が直面している現状を解説し、私たちの暮らしを見直します。
    また、地球が“奇跡の星”と呼ばれるゆえんをお話しします。
    私たちは地球に暮らしています。その地球を知ることが環境を考える第一歩です。
  • ④地球の道
    6億年の地球の歴史を460mの距離に置き換え、“地球”と“生物の誕生と進化”の物語を、インストラクターの解説と共に、過去からたどっていきます。
    地球の歴史の中には、もちろん私たち人類の歴史も刻まれています。
    人類はどこで誕生するのでしょうか?そして今後、私たちはどんな歴史を歩んでいくのでしょうか?
    地球の過去を振り返りながら、私たち人類の生き方や、未来について考えます。

森育

自然の中には心躍る出会いや遊びが溢れています。そのひとつひとつが子どもたちの未来へとつながっています。
大切なことは、自然が教えてくれます。一緒に森へ出かけましょう。

概要

幼児を対象にした、自然体験型の環境教育です。
子ども主導の時間(ゴールデンタイム)と大人主導の時間(プログラム)を設けており、それぞれの時間がより活かされるように構成されています。
様々な体験を通して、自然と子どもの距離を縮め、自然と正しい付き合い方ができるヒトの育成を目指します。

(年中の上半期、年少と未満児は、ゴールデンタイムを重視するので、基本的にプログラムはしません)

親子を対象とした「家族と森育」では、たっぷり自然遊びができるよう、
ゴールデンタイムが主です。遊び場、子育て環境の一つとして“森”をご活用ください。

体験場所

しまなみアースランドの中でも大きな整備がされていない場所を拠点に活動します。
昆虫はもちろんのこと、カエル、ヘビ、トカゲ、ノウサギ等、様々な生物が生息しており、四季折々の動植物と出会うことができます。また木登り、崖登り、川遊び等、自然を活かした遊びができる場所です。

出前講座

森育体験の事前学習として、また遠方の園を対象に、出前講座を行っています。
インストラクターが出向き、季節ごとの自然や生物について、独自の視点から子どもたちにお話しします。

しまなみ
野外学校

岡田武史からのメッセージ

我々は皆、ご先祖様から氷河期や飢餓を乗り越えてきた強い遺伝子を受け継いでいます。
しかし、我々が豊かだと思って作ってきた社会、こんなにも便利、安全、快適な社会の中ではその遺伝子にスイッチが入らないのではないでしょうか?
一つの公園の遊戯具でけが人が出たら、すべての遊戯具が使えなくなる。危険なものはすべて排除されている。こんなに守られていていつ強くなれというのでしょうか?
リスクにチャレンジし、困難を乗り越え、仲間と力を合わせて目的を達成した時の感動、若者たちに遺伝子にスイッチを入れるチャンスを与えたいという思いで始めました。
もちろん野外体験でなくても方法はあります。
しかし自然の中では、科学がどれだけ進歩しても金融工学が発達しても、人間が絶対に勝てないものがあることを知ることが出来ます。
先の見えない不確実な時代をたくましく生き抜くために、遺伝子にスイッチを入れ、おおいなるものに対する畏れを知るために、是非チャレンジしてもらいたいと思います。

概要

本物の自然と先人たちが築いた豊かなくらしに触れることを通して、“命のつながり”を共に実体験を通じて学ぶ場です。自らの力で海をシーカヤックで漕いで島から島へと渡り、初めて会う仲間とのグループキャンプや無人島でのソロキャンプなど、様々な挑戦を重ねることで、本当の豊かさとは何なのかを問いかけてくれることでしょう。
自然界は時には優しく迎え入れてくれ、時に厳しい場面にも出くわす事でしょう。自己の成長を手助けしてくれる仲間の存在に励まされ、気づかされ、愛されて、皆さんたちは自分の中に眠る無限の可能性と言う種を開花さてください。時に喜びに満ちてはしゃぐ日もあるでしょう。
最高の仲間と最高の経験の舞台でもある森や海や島が、自然から遠く離れてしまった人のくらしと心を、自然のもとに戻し、命のつながりの中に生きる喜びを共に体感しましょう。

SWITCH!

岡田武史からのメッセージ

今までたくさんのサッカーチームを作ってきました。
いつも苦労するのがチームの選手スタッフの気持ちを一つにして同じ方向を向かせることでした。
色々なトライをしてきた中で、野外でのプログラムを混ぜたチームビルディングが一番効果的だということに気がつきました。
はじめて日本にきた言葉のできない外人選手、ちょっと斜に構えて突っ張っている奴、人見知りする奴、みんなすぐに打ち解けお互いを理解し合い認め合うようになりました。
仲良しになることは決して悪いことではありませんが、本当の強いチームというのは、お互いの存在、力を認め合っているチームです。
ぜひそういうチームを作るためにトライしてもらいたいと思います。

概要

欧米で開発された冒険教育(Project Adventure)の手法と、岡田武史のこれまでの経験と知見に、
ファシリテーションとコーチングの理論的裏づけを加味し、組織開発と人材育成に適するようプログラミングした体感型学習手法が『SWITCH!』です。
しまなみアースランド内の観察池の近くに野外で行う体験エレメントがあります。

特徴
  • 1

    体を使ったアクティビティ

    座学のレクチャーを極力少なくし、
    体を使ったアクティビティ(グループ活動)
    を通じて気づきと行動変容を促します。

  • 2

    “やり方”だけでなく“あり方”も重視

    スキルや知識をだけではなく、態度や意識、取り組む姿勢など、自立意識を高める本質的なアプローチを行います。

  • 3

    野外研修の醍醐味を手軽に導入

    “冒険教育(Project Adventure)”の持つ楽しさを活かしながら、会議室やセミナールームなどの施設で、手軽に導入することができます。

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