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第4回森育 こまどり幼稚園

第4回 森育
こまどり幼稚園 年少さん
 
2012年12月13日(木) 晴れ
 
霜がおりて、水たまりが凍るほど寒かったこの日。
 
こまどり幼稚園の年少さんが
森育を体験しにきてくれました!
 
子供たちが到着するころには
暖かい日差しが届いて一安心。
早速、森へ出発!
 
歩いていると・・・「ドングリだ!」と女の子。
子供たちは一瞬にしてリスに変身!
夢中でドングリを集めます。
 
大きいドングリ、小さいドングリ、丸いドングリ・・・
いろんなドングリに出会いました。
さらに歩くと、泥道。
「抜けなーい!」と言いつつも、自ら泥道へ。
子供たちにとっては歩くだけでも楽しい!
 
 
少し急なケモノ道も登ります。
うまくバランスをとり、全身を使って歩きます。
 
このケモノ道を上がると、
色々な大きさ、形の竹がいっぱいの広場へ!
 
楽器にしたり、剣にしたり、積み木にしたり、
電車ごっこをしたり・・・
流しそうめんの台や、家も作っていました!
 
必要なものは森の中から自分で探してきます。 
 
一人で運べないものは、みんなで協力して運びます。
中には肩に担いで運んでしまう力持ちも・・・!
 
 
子供たちは、自然を使って
思い思いに遊びを創りだしていました。

子供の想像力、創造力を実感させられました。

 
今治自然塾スタッフと一緒にひとしきり遊び、
子供たちはまた元気に帰っていきました。
 

 
 
こまどり幼稚園の子供たちは、
日常保育でも自然と触れ合う機会が多いこともあり、
積極的に遊ぶ姿が多く見られました。
なにより、良い笑顔をたくさん見ることができました!





森育は、あえて整備していない場所で活動しています。

コンクリートの平らな道より、バランス感覚が必要なデコボコな道。
緩やかな坂より、全身を使って歩く急な坂。
人工的に種類を揃えられた植物より、そこに自生する多くの植物。

本物を身体いっぱいに感じることが、大切だと考えています。


そして遊びも・・・
整えられた玩具より、ガサガサ・チクチクの本物の手触り玩具。
大人が用意した遊具による決められた遊びではなく、自ら創りだす遊び。


 近年の子供たちは屋外で遊ぶ機会が少なくなってしまっています。
森育の活動が、屋外に出て自然と遊ぶきっかけになることを願っています。




kei
 
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